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中古マンションの下見

2008.01.22

中古マンションの魅力は価格です。
新築マンションに比べて手頃な価格で購入することが可能です。
住宅ローンも利用可能なので(金融機関の審査があります)さらに買い求めやすくなっています。

では、下見の際にはどのような点に気をつければいいのでしょう。

1.通学・通勤の便
特に小学校・中学校では、学区制度がありますので、通学中、あるいは通学させたい学校の学区であるかどうかチェックしましょう。
また、お子様が小さい場合は通学路や遊び場の安全もしらべてみる必要もあるでしょう。

2.駐車場
最近では、駐車場付置義務条例の制定で十分な駐車場を持つマンションが増えてきましたが、中古マンションの場合、必ずしも十分なカスの駐車場があるとは限りません。特に車を複数台もっているようなご家庭の場合、近隣の駐車場の状況も調べておきましょう。

3.日当たり
現在の日当たりは十分か。
また、将来、どのような変化(隣に建物の建設の可能性)があるのかを知っておきましょう。

4.間取り
間取りは希望通りですか?
部屋数は間に合いますか?

5.収納
マンションでは広さが限られているため、部屋を広くとると収納が足りなくなる、という問題があります。
収納が足りない場合、将来的に家具をおいたり、物があふれたり、というケースも考えられます。

6.管理組合
分譲マンションの管理組合は、マンション全体の保守管理を行ったり、修繕積立金の管理も行います。自主管理の場合もありますが、たいていの場合、管理業務を外部に委託しています。
しっかりした会社なのかどうかを確認しましょう。

7.管理費・修繕積立金
管理費は共用部分の照明、エレベーターなどの電気代、管理委託料などに使われます。
修繕積立金は、大規模修繕(マンション全体の外壁塗装や、排水管の修理修繕など)に使われますが、かならずしも将来的な修理、修繕のすべてがこの積立金で賄われるわけではありません。
設定が適当な金額であるかどうかを判断しておきましょう。

8.セキュリティ
大勢の人が出入りするマンションではセキュリティも大きな問題です。どんなシステムになっているか、確認しておきましょう。

9.水周り
マンションに限らず、中古の住居では水周りの経年劣化が発生します。マンション自体の修繕履歴などもチェックしましょう。

10。大規模修繕
過去に行われた大規模修繕の履歴を確認しましょう。
通常、屋上の防水工事、外壁塗装などは定期的に行われます。

その他、疑問な点は営業マンによく聞いておきましょう。