中古一戸建ての魅力は価格です。
日本では中古住宅の価格が低迷しているため、新築に比べて手頃な価格で購入することが可能です。
住宅ローンも利用可能なので(金融機関の審査があります)さらにお買い求めやすくなります。
では、下見の際にはどのような点に気をつければいいのでしょう。
1.通学・通勤の便
特に小学校・中学校では、学区制度がありますので、通学中、あるいは通学させたい学校の学区であるかどうかチェックしましょう。
また、お子様が小さい場合は通学路や遊び場の安全もしらべてみる必要もあるでしょう。
2.駐車場
最近では、2台分以上の駐車場が付いているのが普通になってきましたが、中古住宅では必ずしもそうとはかぎりません。
駐車場台数が少ない場合、庭の改造で駐車場を増やす場合の経費も考慮に入れておきましょう。
3.日当たり
現在の日当たりは十分か。
また、将来、どのような変化(隣に建物の建設の可能性)があるのかを知っておきましょう。
4.間取り
間取りは希望通りですか?
部屋数は間に合いますか?
5.収納
押入れ、クローゼット、キッチンの収納などもチェックしておきましょう。また、庭への物置の設置の可能性も要チェックです。
6.水周り
中古の住居では水周りの経年劣化が発生します。給湯器や配管の痛みなどもチェックしましょう。(給湯器の寿命は約10年です)
7.コストパフォーマンス
中古住宅では、リフォーム済みのものやそのままのものもあります。リフォームしてあるよりも、自分の好みを取り入れながらリフォームしたほうがお得な場合もあります。
8.構造躯体
建築基準法改正以前の在来住宅では、耐震補強がないものがほとんどです。また、シロアリの被害が発生している場合もあります。
9.土地価格と建物価格
建物の耐用年数は補修のかけ方で代わってきます。
中古住宅の場合、その建物を何年利用できるか、将来的な転売の場合の価格の想定は、などを考慮し、なおかつ、土地価格(相場)がいくらかなどを総合して判断するといいでしょう。
その他、疑問な点は営業マンによく聞いておきましょう。