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メルセデスを日本一売った伝説の営業マンを支える腕時計とは?

持てる技術を注ぎ込んだメカニカルな作り込み、ステイタスの象徴……。いつの時代も大人の嗜みとして並んで語られるのが腕時計と車だ。

今回は、“日本一メルセデス・ベンツを売る男”と呼ばれた伝説の営業マンを直撃。高級車販売の最前線で活躍し続けた彼に、腕時計の魅力を語ってもらった。


「いい時計をしていれば信頼感を得られるでしょうし、仲間意識も生まれます」

メルセデス・ベンツ麻布 マネージングダイレクター 吉田 満さん Age 57 1962年、東京都生まれ。’85年に入社し、’94年から2003年までメルセデス・ベンツの国内販売台数No.1の実績を誇った。そのセールス力は、書籍『日本一メルセデス・ベンツを売る男』(グラフ社)に詳しい。
男心をくすぐる。その点において、腕時計と車には抗えない魅力がある。

「メカニカルな部分に惹かれるのは、やはり男のサガでしょうね」。そう語る吉田満さんのコレクションを見れば、確かに納得させられる。「流行りではなく、自分の琴線に触れるものを選びます」というラインナップは、複雑機構を載せた機械式がズラリ。



現在仕事のときに愛用するA.ランゲ&ゾーネ「ダトグラフ・パーペチュアル」は、永久カレンダーやフライバック機構などを搭載する極上のコンプリケーションウォッチ。クライアントから特別に譲り受けたものだ。
針が回転せず反復運動するレトログラード機構が特に好みだそうで、「車のメーターの動きに近いですよね」と補足してくれた。



右は上の写真と同じ。以前愛用していたのが左のフランク ミュラー「パーペチュアルカレンダー クロノグラフ」。初めて営業成績で日本一になった20年以上前に購入した。「ダブルフェイスの珍しいデザインなので、時計に詳しいお客様と会話が弾んだり、これをきっかけに商談がうまくいったこともありました。いちばん思い入れの強い時計です」。
車のセールスシーンでも、時計が話題に上るという。「車の話は10分くらいしかしません(笑)。わたしのお客様は純粋に時計が好きな方が多いですし、観察眼が鋭く、要求も高い。いい時計をしていれば信頼感を得られるでしょうし、仲間意識も生まれます」とにっこり。



左はロジェ・デュブイのイタリア限定「シンパシー スポーツルック クロノグラフ」、右はK18WGのロレックス「コスモグラフ デイトナ」。ともに爽やかなブルーダイヤルが印象的で、「ロレックスは休日に、ロジェは夏場のスーツに合わせます」。
ビジネスにおいては、華美になりすぎず、シンプルで上品なデザインの時計を選ぶそうだ。まずは仕事のツールとして時計の力を借りる。また、吉田さんのオンとオフを切り替えるスイッチも時計が担っている。

「サーフィンが好きで。仕事を終えて週末海に向かうときには、ロレックスを巻くんですが、心がほぐれるのを感じるんです」。吉田さんにとって、時計とは“戦友”であり、“遊び仲間”なのだ。


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ファッション情報 Eメール URL 2021年07月16日(金)16時44分 編集・削除

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